ジオパオのパオとは中国語の(包)で、モンゴルのユルト・ゲルという遊牧民の住居を指して言います。この様な移動や組み立てが容易なテントを幾何学の力で持って新たに誕生させたのがこのジオメトリックなパオ、略してジオパオです。
デザインの元になるアイデアやテクノロジーは神聖幾何学によるものです。その歴史は古代から続いており、その応用の範囲は多岐に及びますが、ここではその中から構造とその変容を抽出してドーム構造に応用しました。
先ず構造としてダイヤ(ひし形)フレームが平面から立体へ展開できる性質を持っていることです。
次にその動きは植物や動物へと引き継がれ回転運動となっていくことです。
それは、鳥や昆虫の羽根の動きに同調します。
その技術的転用が、開きながら回転して収束する一連の動きを可能にする三つのヒンジ(蝶番)を組み合わせたトリプルヒンジです。
その動きは一次元の線状の束を三次元の立体にすることを可能にしました。
2006年発案し、潜伏期間8年を経てようやく商品化することになりました。
JP.PAT.No.4227159
ミウラ折 |
先ず構造としてダイヤ(ひし形)フレームが平面から立体へ展開できる性質を持っていることです。
次にその動きは植物や動物へと引き継がれ回転運動となっていくことです。
それは、鳥や昆虫の羽根の動きに同調します。
その技術的転用が、開きながら回転して収束する一連の動きを可能にする三つのヒンジ(蝶番)を組み合わせたトリプルヒンジです。
トリプルヒンジ |
2006年発案し、潜伏期間8年を経てようやく商品化することになりました。
JP.PAT.No.4227159