新しい社会システムのビジョン

来るべき進化した社会システムを構築するためのビジョン

我々文明は長い間、ピラミッド型社会システムによって維持されてきました。
その社会システムとは、バビロンシステムともいい、数千年もの長きに渡って、わずかな支配者が多数の市民を経済的に搾取し人権的に支配する構造で、王朝制・君主制・立憲君主制、その後様々な着せ替えイデオロギー(〇〇主義)でこの構造にベールを掛けてきたのです。

ここに来てそのシステムによる弊害が顕著に顕われる今日、人類の多くの人はこのシステムが地球の全ての生命体をも脅かすしくみであったことに気付き始めてきています。さらに国と言う領地も支配者側の作った防御壁から市民の自由を束縛する檻へと化して来たことにこれまた多くの人が気付き始めています。

そのためこの檻の中で現システムの弊害に対する批判と改革がことけたたましく鳴り響いています。

このピラミッド社会のシステムは、よ~く歴史的に調べてみると人類史が始める当初からすでに意図的に導入されてきたのであって、自然発生ではありません。

大衆が主役となる政治に変わるとき、リーダーは従来のシステムをコントロールしていた存在に取りこまれやすいく出来ています。
大衆も社会に対する責任をリーダーや代表に委ね依存しやすい体質が温存されがちとなっています。
そのため、あらゆる分野でリーダー的教祖やカリスマ・皇帝・アイドル・崇める対象が頂点にあげ奉られやすく出来ており、家庭内での封建制から分離分割・個人の所有の概念と競争化・上下の階層・ヒエラルキーの形成による蔑みと・差別・いじめ・ゴマすり・見下し・劣等意識に優越感といった感情を生み出しやすい、極めて大衆をネガティヴにもコントロールしやすく出来ているのです。

そのため今までこの社会システムから自由になるため市民レベルにおいて様々な試みがなされてきました。
このシステムの範疇で改革を称える活動がある一方、
このシステムから離脱して市民主体の共同体の確立が見られてきました。
前者は改革がなされても、更なる搾取構造の繰り返しが続き、止め処もない抑圧に対する改革に翻弄されてきました。
後者の共同体の中には、従来のシステムに依存しない自給自足型のコミュニティー形式の小社会が築かれていきました。

そこで後者の共同体は新たな社会システムにまで発展する可能性はあるのでしょうか。あるいは発展の途上に置かれているか、少なくとも目指しているとしたら、どのようなシステムなのでしょうか。

この社会システムは未だかつて我々文明(とくに西側の不良品文明)が経験したことのない領域で、そのしくみを語ってる人はほんとにごくわずかです。そのためほとんどの文明人は従来の社会システムが世界の全てであると認識し洗脳されています。

我々の気づいた者たちは手探りでこれを探すことになりますが、その原型は既にネイティブ・インディアンや縄文人の社会システムにあると言われています。
すでに失われてしまった民族なので文献にすら残っていません。

私は長年幾何学を研究する傍ら、従来の文明が気付いていない、あるいは意図的に隠されてきた幾何学的な思考方法もしくは世界観を知るにいたりました。
その中で、我々の住んでいるピラミッド社会のフラクタルな構造は社会だけでなく我々大衆の思考・意識の奥深くまで染み渡っていることに気付きました。
なので、この三角形のフラクタルが広がる思考の中で自由を追求することはせず、もっぱら他にもある自由な構造に思考や意識を移していました。

その中で、我々がもし進化した意識を持続するならば、どのような社会構造になるのだろうか、シンクロする課題に答えるヴィジョンの数々を私は見出してきました。

ここで公開するイメージは私がその中で見出した、来るべき新たな社会の世界観です。
新たなと、ここで言いましたが、それはすでに太古の時代に潰され侵略されては消えていった縄文やネイティブ・インディアンやアボリジニの文明と骨格は同じ構造となっていると直感的に確信してます。

先ず一枚目のイメージ絵図は、我々が現在営んでいるピラミッド社会とこれから徐々に姿を現していく新たな社会との比較図です。

前者についての情報は巷にあふれているので、ここでは省略します。
後者については、簡単なイメージで同じように二次元の平面から始めてみました。

この図はもっともそのイメージを単略化したものなので、その発展形は様々あります。
この社会では個々が自立した存在で、それらが共同体を作り小規模な(ここでは自然に即した状態で適切な容量の)集団を形成し決まりごとなどは全員の意思が同意しやすい状態を形成してます。なので代表と入っても特別従来の社会で言われているリーダーのような存在は必要としなくなります。
共同体のつながりは、円で示されており外周を一円するネットワークでつながっており、この点全ての情報が細部にも行き渡る今日のインターネットと同期します。

従来の共同体との大きな違いは、円の中心に個人個人の最高の存在を意識しつながっていると言うことです。
近い将来は、それをインナーセルフ(内なる自己)とかハイヤーセルフとか言うと思いますが、独立個人の尊厳のようなものです。
人によっては従来どおり、神と言う言葉を使う人もいますが、それは古典的なので段々と少数派になっていくでしょう。

人々はこの中心に行くにしたがって、別の意味で大いなる全てである宇宙意識につながっていきます。日々の生活を営む中、ひとの意識は常に中心と円周の回りを行ったり来たりします。
なので、この動きは曼荼羅的にも捉えることが出来、名づけるとしたらマンダラ社会と言っても良いでしょう。

さて、この図はあくまでも平面なのでバージョンはたくさんあります。
古典的なマンダラやフラワーオブライフなどもその内の一つです。

平面のイメージとしてはそんな感じです。
でも、次元と言う意味からいえば、3次元に続くイメージもあります。

では、次に3次元的に立体で説明しましょう。

まず従来のピラミッド社会の構造を見ます。
絵図で描いてみましたが、限りなく細部までピラミッド構造が細分化され、フラクタル構造になっています。
教育システムや会社の様相までもピラミッド型の統治管理構造になっているので良く分かると思います。
古くは家長制の封建的な家族社会もそうでした。
この絵図はその構造の今現在を描いています。

すでに頂点の指示系統が外されて電源オフの状態をむかえています。これにはもちろんこのシステムを導入した地球外文明の排除を我々人類だけで行っているわけではありません。

頂点のキャップストーンが外れるとあとは今まで指示待ちの下部組織がなんとか構造を維持しようとしゃにむになっているのが今の現状です。
最下層の大衆の中には、この仕組みに気づいたものから離脱を始めています。

これと対照的なのが前回述べた新しい社会システムで、その構造は立体的には球を取り巻くネットワークのエネルギーグリットになります。
地球のエネルギーポイントをつなぐ気脈といいましょうかレイラインのようなものと直感的には同期します。
私たちは、もうこのような社会システムにおいて特別な権力や物資や資本が集まる中央的な場所など必要としない地球上で万弁となくつながり合っていきます。

この画像は球面の幾何に基ずいて、規則的なエネルギーの分割を黄金比によって決めてみたもので、一つのアナロジーとして受け取ってもらえばイメージ化するのが容易かと思います。


厳密に言えば、エネルギーの集中はこのように交差していません。
この幾何分析は、私たちがまだまだ従来の古典的な感覚を継続している名残で、今日ではより量子論的な考えを基に、エネルギーは有機的な現象同様に渦を描き内外に引き込みと放出を行っている様相を導きだしています。
次のモデルは先のモデルを新たな幾何によって置き換えたもので、ブルーのラインを変換してみたものです。

私たちがこれから創り出そうとしている進化した社会構造とは、互いにつながり合って、エネルギーのぶつかり合いではなく、引き込みと放出を作りだす共同創造の渦を巻き起こすグリットが最少単位となります。家庭からグループや共同体につながり合って地球を覆う一体となった有機的な文明が出来上がっていく萌芽の状態をこれから迎えようとしているのです。


本日は3月16日ですが、3月20日で人類は2つのタイムラインに分かれる、との情報を受け取りました。一つは従来のピラミッド社会に留まる人々の流れ。もう一つは新しい社会システムを準備し実現に向けて準備をしてきた人々の流れだと読み取ってます。 もうその両者は今までのように、話し合いを設けたり、出会うことも関わることすらもなくなるそうです。 https://youtu.be/mJvvOsYL7ew 


来るべき未来の新たな社会構造についてより詳しくみていきましょう。
それはホログラフィックな社会構造と言ってもいいでしょう。
ホログラフィッックとはフラクタルの多次元的展開を意味してます。
例えば、ホログラフのかかった一枚の大きな絵を想像してみてください。
その絵を細かくちぎって手の平に乗るサイズまで小さくしてみても、最初大きな絵の画像がそこに鮮明に映し出される仕組みをホログラフといいます。
立体的な映像にしてもしかりで、その映像を映し出す光の成分そのものに全てが含まれているのです。

私たちがこれから移行する社会システムにはその原理が存在しています。
物理的な現象だけでなく情報や意識の共有といった目に見えない次元にまで拡大し、最終的には地球といった生命体そのものと意識を共有するところまで進展していきます。
どんなに小さな存在・個人でもグループ・共同体でも社会全体を行きわたる情報全てを受取れる仕組みになっています。
この仕組みは、作るのではなくそもそも素からそうなっていたといってもいいでしょう。
つまり、我々が現在はまっているピラミッド社会は、そこに蓋をしてブロックされてきたにすぎないのです。


今回示すこのモデルはそのホログラフィックな仕組みを端的に示す構造です。
私たちがこれから創造する社会は個々の存在が自然と調和した範囲で共同体を確立し、それらが共有意識・エネルギーでつながる有機的な社会を形成しています。
どの共同体も核となる空間を意識のエネルギーでつながり合ってどこでも中心であり全体であると言った意識が社会の中で浸透して行きます。
かなり飛躍した表現ですが、私たち人類がいまだかつて経験してきたことのない世界なのでにわかには信じがたい世界ですが、もうすでにその活動は目に見えないところで始まっており、これからは目に見えてくるでしょう。

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