9/09/2019

GEOPAO プロジェクトⅡ案

現在取組んでいるハドームの屋根が出来上がったら、次はようやく以下のプロジェクトに着手する予定です。

誰でもDIYが出来れば、世界のどこの国でも手に入る材料で作ることができ、必要に応じて分解して運べ、再度組み立てることが出来る、移動可能なドームハウス

Once the Hadome roof is complete, the next project can finally be undertaken.

If anyone can do DIY, it can be made of materials available anywhere in the world, can be disassembled and transported as needed, and can be reassembled, movable dome house.

直径4mサイズ




9/07/2019

HA-DOME project の再開

現在骨組みの外側をシートで覆っている
ドーム中央より天井を見上げる
年度後半からはハドームプロジェクトを 再開しようと考えています。
2017年3月から初めて約半年間で中央のドームと西側ウイングを広げた小部屋を含む骨組みを完成させることができました。
その後シートを被せて1年半経ちます。

この地方は冬12月初旬から春3月末にかけ『伊吹おろし』という北風がすさまじく吹き荒れる地域なのでシートと骨組みがこすれあって既に所々穴が空いて来ています。
ひどく雨が降るとドーム内に漏れてきます。
加えて、昨年2018年の夏には大きな台風がこの地方を襲い、そのせいでシートがやぶれて修復不可能な箇所が出てきてます。

今年はまだ台風がこのあたりを通過しないので良いのですが、なるべく早く屋根材を貼りたいものです。

西側ウイングルーム
コンテナーの上に位置し部屋の広さは2.4m×3.3m 
南側デッキの広さは3m×3m
ームの両側には海上コンテナーが平行に2台置かれています。その中央に巾5.5m高さ7.2mのドームが立ち両側コンテナーの上部に翼を広げたように骨組みが延長され屋根を形成してます。
両サイドのコンテナー上にできた空間はそれぞれ四畳半ほどの小部屋です。
部屋の南側はデッキにする予定です。
夏は日差しが強いので単管パイプで格子状の蔦棚にしてもよいかと考えています。
冬は北風が強いので西側ウイングのコンテナーの足元にはシラカシの苗を植えておきました。7年後にはコンテナーを越えてちょうど良い高さになると予想してます。

南側よりドーム西側ウイングルームを見る
天井高さ2m~2,8m

の小部屋はゲストハウスとして使う予定です。地上にトイレと炊事場を設け風呂場は共同とします。
反対側の小部屋は今のところ多目的ルームとして考えています。
当面ドームやその周辺の施工は続くのでそれまでは材料置き場になっています。

外観完成図

西側よりドーム側面を見る


北側よりドームの側面を見る

来的にこの場所は、一個人・一家族単位で管理するのでではなく共同体として管理していくつもりです。
自給持続可能な来るべき社会の雛形を形成していこうと考えているのです。
なぜなら、現在の社会構造の最小単位は古典的な血族集団といった家族意識を引きずってきており、その多くはピラミッド型社会構造の影響下で一個人を誰かの所有物として支配・コントロールする意識が蔓延しており、これはそこからの脱皮を目指す試みであり実験なのです。


年は屋根の下地を葺くところまで出来ればよいのですが、出来れば東側コンテナーまで骨組みを伸ばして翼屋根を広げておきたいものです。


2/16/2019

GEOPAO プロジェクトⅠ案

ハドームの屋根が出来上がったら、次はようやく以下のプロジェクトに着手する予定です。

『世界のどこの国でも手に入る材料でつくることができ、分解して運べ、再度組み立てることが出来る移動式ドームハウス』

Once the Hadome roof is complete, the next project can finally be undertaken.

If anyone can do DIY, it can be made of materials available anywhere in the world, can be disassembled and transported as needed, and can be reassembled, movable dome house.


  ダヴィンチドームの構造を用い軽量かつ安価で特別な材料や部品・機械工具を必要としないシンプルな仕組みを世に提供しようと思っている。

 長年ダヴィンチドームの外装案を考えていたが、以前考案した木製パネルに板金によるルーフィングは試作にしてもコストと時間がかかり、いきなりではリスクが大きい。
直径6mサイズ
 そこで、その前段階としてシートを用いたドームの試作に取り掛かろうと思っている。

 今の時代遊牧民のパオ・ユルトに使われていた羊の天然フェルトなどめったに手に入らない、むしろPVC製のシートならば大抵の国・地域で手に入るだろう。

 ジオデシックドームは球体なのでシートを球面形状に裁断して縫い合わせる方法が一般的であるが、それでは時間もコストもかかってしまう。