ドーム東西の 片流れ屋根の施工を終え、 ようやく中央天蓋の施工に移ろうとしている。
天蓋の設計は いくつもの 幾何解析を経て 出来上がるので 模型で再確認しながら慎重に進めている。
私は長年、物質の構造をなす仕組みを研究する過程において、近年発見された準結晶の構造に注目してきた。
そしてこれを建築構造の分野に 技術転化 させる試みを 行なってきた。
現在行なっているドームの制作が その成果である 。
通常の結晶構造は 三次元で構成されている 縦横 奥行き この三つである。
現代文明の構造はこの三次元で構成されているが、 より高次の次元によって構成されている構造が 準結晶構造である。
建築に天文・幾何学・自然科学・芸術そして精神科学を織り込み、新たな文明に向けて第三の建築様式を探求します。 現在、プラトン立体から始まりテンセグリティーをへて、マルチレシプロカルグリット・多軸体へと展開していくなか、多次元幾何学構造の非ユークリッド化に迫っています。 物質文明が終わりを遂げようとしています。私たちは自然との調和ある精神文明を築かねばなりません。「覚醒した星の文明を創造すること」こそ、私たちの活動の最終目標です。
10/07/2022
HA-DOME天蓋の設計に入る
ラベル:
HA-Dome project,
Zonohedron,
ゾーン多面体,
準結晶,
多軸体(Polyaxes)
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿