11/04/2025

古代コンクリートによる土間たたきの商品化プロジェクト

今回の「たたき」の作業目的は、商品化に向けての配合材料の量を正確に割り出すためであった。
実施にふさわしい面積を確保するため、未施工の薪小屋の床面1.5平米を選んだ。
厚さ4cmで1㎡あたりどのくらいの重さになるか測ってみた。
予想はしていたが、100キロ近くになった。
これを通販で販売するとなると送料だけで半分以上にもなり、購入者にとっても非常に負担になって商品としては成り立たないことが改めて分かった。
今までこの負担がネックになり商品化するのを躊躇していたが、今回は発想を変え、一式セットでの販売は捨て去ることにし、
材料の8割を占める真砂土とにがり塩はおおよそ日本全国どこでも手に入るので購入者が個別に買うことを前提に、送る重量物は入手が容易ではない生石灰と火山灰のみの20キロ以内にすることに決めた。
これに加えて同封する物は、最も重要なものである施工方法を記したレシピのようなもので、今までため込んできたデータを整理して画像やイラストなど混ぜて素人でも分かるように冊子として仕上げないといけない。


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