10/03/2011

The Da Vinci Dome 次回の予告The next notice

「ダヴィンチとフラーのアイデアが融合した新たなジオデシックドーム」と題し、
来年2012年1月17日より1ヶ月豊橋美術館周辺にて再度内容を充実した屋外展示を行なう予定です。

その際、ドーム内に設けられたパネル展示では、川合健二のコルゲートハウスを始め、惑星地球号のフラーのアイデアを加え、モバイルハウスとしての可能性もご紹介いたします。

この新たなドームは、ダヴィンチの他様々な先人達のアイデアを抽出し融合することで創り出されました。
それによって、環境に適した形やデザインが建築・自然科学・幾何学等のつながりから導かれることを示し、芸術における新たなビジョンを提供したいと思っております。



ダヴィンチ・ドームのキャプション


レオナルド・ダヴィンチはスケッチ画の余白に謎の模様を描き遺しています。
それは全く用途不明のアイデアであり、数世紀もの長い間注目にも値しないものと見なされてきました。
ところが近年、この模様がある種の幾何学的パターンを形成し、構造的に有用であることが徐々に明るみになってきたのです。

一方、ジオデシックドームは最小の材料で最大の空間を生み出すことでも知られています。その柱のない空間は快適性や熱効率を高め、間伐材だけでも組立できるエコロジーなドームです。

今回展示のドームは、その骨組みのパターンにダヴィンチのアイデアを取り入れたものです。それにより、構造はより柔軟で粘り強くなり、接合はよりシンプルになることでエネルギー効率が高まります。
っております。


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