レシプロカルグリットによるジオデシックドームは、旧来のジオデシックドーム(フラードームとも言われている)に比べ数々の利点がある。特に、複雑になりがちなコネクタの設計や重量・コストの軽減があげられる。
一方で難点はドームの外郭設計の難しさにある。
フレームワークの外側が凸凹になるので、旧来のジオデシックドームのような球面がフラットなルーフィングの設計が困難になっている。
そのため世の中に出回っているレシプロカルグリットによるドームはどれもフレームワークの発表に留まっている。あるいはシートで覆った状態で見せている。
近年私が発表した通称”ダヴィンチ・ドーム”はこの点を解消するため部材の曲げを利用して曲面を作りストレートな部材では困難となる球面を形成させている。
ただこの手法はあくまでも工法の選択であって、せいぜいDIYで作る程度の小規模なドームハウスを目的に取り組んだ企画であった。いまだ完成の域を脱していないが、なんとか来年の夏をめどに完全キット化を目指している。
肝心の本流であるストレートな部材を使った構造は凸凹を如何に解消することができるのか、が課題である。
私は長年幾何学を研究する傍らドーム構造も研究してきたが、その初期の段階の数年間でこの問題の答えを見つけ出した。
それは2000年前後で、前世紀末には既にその答えを導き出すための進化した幾何学が用意されていた。
一方で難点はドームの外郭設計の難しさにある。
フレームワークの外側が凸凹になるので、旧来のジオデシックドームのような球面がフラットなルーフィングの設計が困難になっている。
そのため世の中に出回っているレシプロカルグリットによるドームはどれもフレームワークの発表に留まっている。あるいはシートで覆った状態で見せている。
近年私が発表した通称”ダヴィンチ・ドーム”はこの点を解消するため部材の曲げを利用して曲面を作りストレートな部材では困難となる球面を形成させている。
ただこの手法はあくまでも工法の選択であって、せいぜいDIYで作る程度の小規模なドームハウスを目的に取り組んだ企画であった。いまだ完成の域を脱していないが、なんとか来年の夏をめどに完全キット化を目指している。
肝心の本流であるストレートな部材を使った構造は凸凹を如何に解消することができるのか、が課題である。
私は長年幾何学を研究する傍らドーム構造も研究してきたが、その初期の段階の数年間でこの問題の答えを見つけ出した。
それは2000年前後で、前世紀末には既にその答えを導き出すための進化した幾何学が用意されていた。
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