多次元構造によるドームのプラン
その平面図
見慣れた我々の世界で3次元構造とは、通常3本の方向が交差することで成り立つ構造や形・空間をいう。
しかしここに示す絵図は、10本の方向から成り立つ構造を使って試すドームであり、そのプランの平面図である。
9本の柱・支柱が10本の方向に交差し互い違いに折り重なることで全体が成り立つ組織構造になっている。
その形成原理は3層構造から出来ており、
核となる神聖幾何学その外郭に菱形の結晶構造が取り囲みさらにその外皮を多包状の幾何形体が包んでいる。
物理的に現実化し技術転用する場合はもっとも外側の形態を中空状構造体すなわちドーム構造へと転用する。