1/09/2017

新しい建築様式への道(その4)Ways to a New Style in Architecture(part 4)


先ずはじめに、この構造の簡単なしくみから絵図と一緒に説明しておこう。

このシステム全体は三層構造の幾何システムから成り立っている。
核となる中心にがプラトン立体が位置し、その外側をゾーン多面体が囲み、さらにその外側を軸状の構造(多軸体)が包み込むしくみになっている。

物質化される場合、段階的には中心から分析が行なわれ、最終的に外郭部の多軸体部の基本設計がなされていく。
最外郭の軸をエネルギーとして捉え、それがもっとも充填した場合、それは種の回りを包み込む実のごとき形態が形成される。
これが建築の構造や外観の形態へと転化させられていく。
構造物は主に中空状となることでドームへと適用される。 



ドーム状の構造物へと適用された一形態

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