無限というイメージは非常に抽象的でとらえにくい。
簡単なものだと数学に無限大∞記号がある。一回向きを変えて元に戻るパターンだ。
元に戻るならば円でもよさそうだが、無限に至る核心はこの向きを変えているところにある。
数学の発展史を改ざんたかったのだろうか。
この記号を二次元(平面)の世界に表したのがリボンをひねってつなげたあの形、メビウスの輪だ。
メビウスの輪のひねりは、視点を変えて輪になってみれば分かるが、それ自身が回転している。
古代ケルト民族や縄文人の世界は、このひねりを一回や二回でなく何回も繰り返してアレンジした様々な文様がひしめいている。その文様の全てに共通している点は、途切れずに元に戻っている無限大のルールに従ったパターンだ。
私は若いころからこの無限大というテーマには取りつかれてきた。
ひょっとしたらこの無限大のひねった空間にはとてつもない魔力のようなものが潜んでいるのではないかと直感で感じていたからだ。
自然界ではこう言った渦は全て何らかのエネルギーになっている。
古代民族はこのような渦を描くことで見えないエネルギーを意識的に受け取っていたに違いない。
我々文明人はそれを受け取るだけの受信感覚は失われてしまったのだろうが。
今日この渦はモーターのコイルに使われて、そこに電気を流すとコイルの中に磁界が発生し、その中に磁石を置くと引き寄せるか引き離す力が生じる。モーターはその動きを利用して駆動に変えている。
コイルの銅線の始まりと終わりである2極はその元をたどっていくと発電所の発電機に至る。
発電所の発電機は駆動軸を回転させると電気が銅線を流れ末端に行き届く。発電所の発電機もモーターと同じしくみになっている。
つまりこのしくみを単純に説明するとこうなる。
両端に同じモーターを置いてつなげ、どっちらかのモーターの軸を回せば電気が走って反対側のモーターが回る。バシャールによると、それら離れ離れになっている同じパターンのコイルは互いに近づけてドッキングさせると動力エネルギーを使って電気を流さなくても互いに交わった空間に磁界が生じるという。
より磁界が強力に発生するようにコイルをコーン状に尖らせると、電磁波がその空間に引き寄せられるそうだ。
当のバシャールは情報の全ては開示しておらず、最後の一歩は人類自らが発見するように促しているが、もうあと少しで人類はそれを手にできるところに来ている。
参照動画とサイト:バシャールによるフリーエネルギーを生み出す方法近い将来、これによって空間から電磁波を引き寄せて電気エネルギーに変える装置ができると言っている。
実は私はこれとは違うが、無尽蔵に人の創造を促すようなある種のエネルギーが人工的な形によって来ないものだろうかと長年研究を続けてきた。
しかも古代民族のように直感に頼らず、直感が失われてしまった現代人でも科学的な方法でできないものだろうかと考えてきたのだ。幸い私は学生の頃から空間を把握する感覚を鍛えてきたおかげで幾何学的な能力はずば抜けて発達してきた。
そのため従来から難解に思われてきた回転する渦のような空間やねじれた空間の解析方法、それにともなって形作られる形態の構造など、最新の幾何学的研究を読み漁り自ら研究を重ねることで発見するに至った。
それら空間は一つのつながりを持って完結するシステムから成り立っていた。
それは従来の幾何学とはまったく異なる概念で挑むことで、古代から続く知識の体系を新たな形で再構築することにもなって行った。
さらにその再構築された体系は従来文明の閉塞された幾何学概念によってある意味閉じ込められていたことが分かってきた。
この時代になってようやくこの封印が解けたことはこれだけではないだろう。様々な分野がつながりあって互いにシンクロすることで同時進で新たな発見や気付きが成されているに違いない。
ここでは無限大を2次元から3次元の形態へと見える形で示した一つの例を紹介しよう。
従来の幾何学を使えば、回転する渦や交差してねじれる空間を形成するのはシステム上成り立たなかった。だがここに来てその構造が成り立つ要素が一つに収まっている。
1.全ての構成要素が互いにつながりあって一つになっている。
2.各構成要素が互いにねじれて全体を構成している。
3.構成要素の全てが回転しながら構成されている。
画像左から①従来のユークリッド幾何による形態モデル②新たな非ユークリッド幾何によって解釈したモデル③その連結構造モデル④②の外殻モデル⑤その連結モデル |
次はここで挙げた一例を基に作られる建築を見ていくことにしよう。
ネクストランドに建設されるネクストランド社の本部になるところである。
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