2/10/2018

スターエッグ(その2)


この建築は無限大の3Dモデル化であり、創造のボルテックスを具体的な形にしたものです。

その形を見ていくと、開口部の三角形の窓からは、望むものを満たすために必要なあらゆる宇宙意識を引き寄せ吸い込んでいきます。
創造を完成させるための疑問に応えるため、問題を解決するために協力的な要素の全てが呼び寄せられてくるのです。

それらは内部で規則性をともなって回転し、2つの空間が連結する接合部で強力に渦巻き内部に望みのパワーが集積されていきます。
それが創造のボルテックスといわれるもので、その空間にいる人たちの意識へと流れていきます。


下段の空間はネクストランド社の活動の場であり仕事をするところ。
上段はフォルムデザインの設計室とアトリエです。
私が仕事をすることになってる場所はそこです。

私のしていることは日永、創造のボルテックスにつながってアイデアを絵にしたり、粘土をこねたり、場合によっては工作したりしています。
表向きそのように見えますが、詳しく言えば第三の建築様式に基づいて次なるネクストランドの建物の構想を錬っています。

その下の階層は設計室で私が作った絵図や模型をもとに幾何解析をし、図面におこしています。
図面やプランはその下の階層でネクストランド社に渡り、細分化された後それぞれの部門へと引き渡されていきます。


建物の内部空間

パネル構造のこの空間は構造を成しているパネルが回転するように組み合わさっており、その回転が次のパネルへとつながり、回転に途切れの無い空間に仕上がっています。

そのため次のような性質が内部空間で生じます。
三角形の開口部からガラス越しに光が内部に入って裏側の鏡面パネルに反射して間接光が内部を照らしてくれます。
光のマンダラが室内を満たす感じになってます。

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