9/26/2009

これからの展開

 大別ではあるが、三つの構造様式について大雑把に述べた。
そして、歴史的な背景を幾何学という軸で手短に語ってきた。
ここからはそれをより詳しく具体的にしよう。
 幾何学とは、形と空間の言語である、という。
新たな構造様式を語っていくには、その根っ子を掘り下げ、本質的なところから始めていきたい。
そこで、幾何学的な内容を努めてわかりやすい言葉やイメージで表わしていこうと思う。
表層を断片的に繋ぎ合わせるよりは明確となるだろう。
多少時系列で構成するのもよいだろう。

以下、おおよその項目を立ててみた。
これに沿って話していこう。

  1. 神聖幾何学の中心に位置するプラトン立体(正多面体)の目的
  2. 相反する軸体
  3. これをなぜ軸体で構成するのか
  4. 正多軸体は揺らいでいる
  5. その揺らぎの形成過程におけるニュートラルな状態
  6. そのニュートラルな状態から導かれる特殊な座標軸構成
  7. 多軸体もしくは物質・エネルギー・光の織りなす構成
  8. その構成を決める核としての形態
  9. ゾーン多面体とは何か、その前にゾーンとは何か
  10. フラーの肩の上に乗る
  11. 球面の中心を分割するには
  12. 核となるゾーン多面体
  13. その外殻に存在する、エネルギーとしての連鎖(Nexus)
  14. ゾーン多軸体
  15. 第三の構造充填タイプ
  16. ドーム建築とは
  17. ドーム建築の課題
  18. 充填タイプの建築への技術転用
  19. 第三のドーム
  20. 建築様式の挿入
  21. 建築装飾
  22. 造形美
以上、多少題目に変更はあるだろうがストーリーの流れはできている。
美術について語るには一番最後になりそうだ。

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