そして、歴史的な背景を幾何学という軸で手短に語ってきた。
ここからはそれをより詳しく具体的にしよう。
幾何学とは、形と空間の言語である、という。
新たな構造様式を語っていくには、その根っ子を掘り下げ、本質的なところから始めていきたい。
そこで、幾何学的な内容を努めてわかりやすい言葉やイメージで表わしていこうと思う。
表層を断片的に繋ぎ合わせるよりは明確となるだろう。
多少時系列で構成するのもよいだろう。
以下、おおよその項目を立ててみた。
これに沿って話していこう。
- 神聖幾何学の中心に位置するプラトン立体(正多面体)の目的
- 相反する軸体
- これをなぜ軸体で構成するのか
- 正多軸体は揺らいでいる
- その揺らぎの形成過程におけるニュートラルな状態
- そのニュートラルな状態から導かれる特殊な座標軸構成
- 多軸体もしくは物質・エネルギー・光の織りなす構成
- その構成を決める核としての形態
- ゾーン多面体とは何か、その前にゾーンとは何か
- フラーの肩の上に乗る
- 球面の中心を分割するには
- 核となるゾーン多面体
- その外殻に存在する、エネルギーとしての連鎖(Nexus)
- ゾーン多軸体
- 第三の構造充填タイプ
- ドーム建築とは
- ドーム建築の課題
- 充填タイプの建築への技術転用
- 第三のドーム
- 建築様式の挿入
- 建築装飾
- 造形美
以上、多少題目に変更はあるだろうがストーリーの流れはできている。
美術について語るには一番最後になりそうだ。
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