建築に天文・幾何学・自然科学・芸術そして精神科学を織り込み、新たな文明に向けて第三の建築様式を探求します。 現在、プラトン立体から始まりテンセグリティーをへて、マルチレシプロカルグリット・多軸体へと展開していくなか、多次元幾何学構造の非ユークリッド化に迫っています。 物質文明が終わりを遂げようとしています。私たちは自然との調和ある精神文明を築かねばなりません。「覚醒した星の文明を創造すること」こそ、私たちの活動の最終目標です。
11/13/2025
「古代たたき」のパッケージ化
1日かけてようやくパッケージ化できた。機械で捏ねる人もいれば手作業で捏ねる人もいるのでネコ車で捏ねることのできる重量に3袋に分けた。
生石灰は湿度に敏感なので空気抜きして二重包装。
説明書はとりあえず表紙だけは完璧にできた。
これらを100サイズの段ボール箱に詰めて全重量23kgにおさめた。
残すところは説明書9ページ。文面とにらめっこし丹念に書き記すのみになってきた。
古代たたきのロゴ
三和土と書いて「たたき」と読みます。これは「伝統的なたたき」に当てられた和製漢字で古くから使われて来ました。その意味は、三つの要素を和合してできる土のことです。
それに対し「古代たたき」は四つの要素から成り立ち、三つの土を和合して出来ます。そのことから「三和土」という意味合いを持たせています。
それに対し「古代たたき」は四つの要素から成り立ち、三つの土を和合して出来ます。そのことから「三和土」という意味合いを持たせています。
そのの四つの要素とは、古代コンクリート(別称ローマンコンクリート)の主要素である生石灰・火山灰・海水に「伝統的なたたき」に使われて来た真砂土を加えたものです。
そして三つの土とは生石灰・火山灰・真砂土を指しています。
古代たたきは、古代の叡智を蘇らせ日本の伝統と和合した革新的な三和土として開発されました。
現在特許申請中
古代コンクリート(別名ローマンコンクリート)を用いた土間たたきの製造方法
古代たたきは、古代の叡智を蘇らせ日本の伝統と和合した革新的な三和土として開発されました。
現在特許申請中
古代コンクリート(別名ローマンコンクリート)を用いた土間たたきの製造方法
11/04/2025
「古代たたき」
商品名は長くなると覚えにくいので「「古代たたき」と省略してみました。
かつて古代にあった「たたき」の技法と捉えられる向きもあるが、まあ、それでも良いとしましょう。
実際「古代たたき」とは、古代コンクリート(別名ローマンコンクリート)の要素を日本の「伝統的なたたき」に取り入れた土間たたきの商品です。
その性質や特徴は「伝統的なたたき」と異なり、強度と耐久性に優れ、屋内だけでなく軒下や雨が直接あたる屋外・通路にも適応できます。また湿気を適度に吸収し発散する性質があり、湿気抜きを施したいスペースには重宝します。
かつて古代にあった「たたき」の技法と捉えられる向きもあるが、まあ、それでも良いとしましょう。
実際「古代たたき」とは、古代コンクリート(別名ローマンコンクリート)の要素を日本の「伝統的なたたき」に取り入れた土間たたきの商品です。
その性質や特徴は「伝統的なたたき」と異なり、強度と耐久性に優れ、屋内だけでなく軒下や雨が直接あたる屋外・通路にも適応できます。また湿気を適度に吸収し発散する性質があり、湿気抜きを施したいスペースには重宝します。
また硬化速度は「伝統的なたたき」同様ですが、時が立つほどに硬化が進み「伝統的なたたき」はもちろん通常のコンクリートよりもはるかに寿命が長いのが特徴です。
その要因は亀裂が生じた際には内部の成分が雨水や湿気によって硬化する自己治癒機能を備えているからです。
古民家リフォーム・店舗・住宅・茶室・展示室などに風情ある土間デザインを作る事ができます。
なお現在は、商品化に向けて準備中です。
【商品概要】
「古代たたき」は「伝統統的なたたき」と同様に土の素朴でやわらかい質感があります。また年月が経つほどに硬化しその表情も変化し味わい深くなってきます。
※特許出願中
【古代コンクリート(別称ローマンコンクリート)を用いた土間たたきの施工方法】
古民家リフォーム・店舗・住宅・茶室・展示室などに風情ある土間デザインを作る事ができます。
なお現在は、商品化に向けて準備中です。
【商品概要】
「古代たたき」は「伝統統的なたたき」と同様に土の素朴でやわらかい質感があります。また年月が経つほどに硬化しその表情も変化し味わい深くなってきます。
自然素材(100%)を使い古代の知恵と技術が日本の「たたき」と融合した革新的な「土間たたき」です。
※特許出願中
【古代コンクリート(別称ローマンコンクリート)を用いた土間たたきの施工方法】
古代コンクリートによる土間たたきの商品化プロジェクト
今回の「たたき」の作業目的は、商品化に向けての配合材料の量を正確に割り出すためであった。
実施にふさわしい面積を確保するため、未施工の薪小屋の床面1.5平米を選んだ。
厚さ4cmで1㎡あたりどのくらいの重さになるか測ってみた。
予想はしていたが、100キロ近くになった。
これを通販で販売するとなると送料だけで半分以上にもなり、購入者にとっても非常に負担になって商品としては成り立たないことが改めて分かった。
今までこの負担がネックになり商品化するのを躊躇していたが、今回は発想を変え、一式セットでの販売は捨て去ることにし、
材料の8割を占める真砂土とにがり塩はおおよそ日本全国どこでも手に入るので購入者が個別に買うことを前提に、送る重量物は入手が容易ではない生石灰と火山灰のみの20キロ以内にすることに決めた。
これに加えて同封する物は、最も重要なものである施工方法を記したレシピのようなもので、今までため込んできたデータを整理して画像やイラストなど混ぜて素人でも分かるように冊子として仕上げないといけない。
実施にふさわしい面積を確保するため、未施工の薪小屋の床面1.5平米を選んだ。
厚さ4cmで1㎡あたりどのくらいの重さになるか測ってみた。
予想はしていたが、100キロ近くになった。
これを通販で販売するとなると送料だけで半分以上にもなり、購入者にとっても非常に負担になって商品としては成り立たないことが改めて分かった。
今までこの負担がネックになり商品化するのを躊躇していたが、今回は発想を変え、一式セットでの販売は捨て去ることにし、
材料の8割を占める真砂土とにがり塩はおおよそ日本全国どこでも手に入るので購入者が個別に買うことを前提に、送る重量物は入手が容易ではない生石灰と火山灰のみの20キロ以内にすることに決めた。
これに加えて同封する物は、最も重要なものである施工方法を記したレシピのようなもので、今までため込んできたデータを整理して画像やイラストなど混ぜて素人でも分かるように冊子として仕上げないといけない。
11/02/2025
第三ゲーテアヌム形態全容
有機的な建築の礎となる神聖幾何学を基に第三の構造である相互依存形式の構造( reciprocal grid system)を組み込んだ新しい建築様式を確立しました。
今回はその一例をゲーテアヌムにふさわしい形態として模型にしてみました。できれば今後は、その構造や幾何学など踏み込んだ設計思想についても順を追ってご紹介していきたいと思っております。
【中空状構造体の形成方法】
特許第4153505号
Method of Forming a Hollow Structure ,2005
JP.PAT.No.4153505. 2005年
https://patents.google.com/patent/JP2006286590A/en
上記の幾何を技術転用したドーム構造。詳しくは以下の特許文献をご参照願います。
【ドーム型構造体】
Dome Structure, 2008
特許第4730850号
JP.PAT.No.4730850. 2005年
上記の幾何を技術転用したドーム構造。詳しくは以下の特許文献をご参照願います。
【ドーム型構造体】
Dome Structure, 2008
特許第4730850号
JP.PAT.No.4730850. 2005年
10/15/2025
蛇紋岩の石畳一旦中断
現在、石畳作業は中断している。
地盤硬めのため掘り起こす深さ6㎝×2m×8mの残土を置く場所がないのが障壁となっているからである。
残土は約1㎥もあるので、どこに捨てようか。
考えた末に、コルゲートの屋上をこの土で覆い、その上を菜園にするイメージが閃いた。
次の障壁は運搬だが、梯子では持ち運びが危険なので、何とかならないかと思っていると、今度は古代コンクリートで階段を作るヴィジョンが見えた。
だが、登り口には第三ゲーテアヌムの模型が置かれていて塞いでいる。
16年間、陽の目も見ずにツタに囲まれていた。
この際、いよいよきちんと設置して見栄えのいい場所に移動すべき時が来たことを悟る。
さっそくそれにふさわしい台座がヴィジョンとして浮かぶ。ギリシア神殿の柱を古代コンクリートで作りその上に黒御影の石板を乗せ完成に至った。
地盤硬めのため掘り起こす深さ6㎝×2m×8mの残土を置く場所がないのが障壁となっているからである。
残土は約1㎥もあるので、どこに捨てようか。
考えた末に、コルゲートの屋上をこの土で覆い、その上を菜園にするイメージが閃いた。
次の障壁は運搬だが、梯子では持ち運びが危険なので、何とかならないかと思っていると、今度は古代コンクリートで階段を作るヴィジョンが見えた。
だが、登り口には第三ゲーテアヌムの模型が置かれていて塞いでいる。
16年間、陽の目も見ずにツタに囲まれていた。
この際、いよいよきちんと設置して見栄えのいい場所に移動すべき時が来たことを悟る。
さっそくそれにふさわしい台座がヴィジョンとして浮かぶ。ギリシア神殿の柱を古代コンクリートで作りその上に黒御影の石板を乗せ完成に至った。
蛇紋岩の石畳、古代コンクリートで固める
作業場までの通路は石板を乱雑に置き敷きしてあっただけでつまずくことがしばしばあった。いつかはコンクリートで固めなければと思いつつ今日まで来てしまった。
従来のコンクリートを使うことに躊躇していたこともあるが、この1・2年でようやく古代(ローマン)コンクリートの施工も慣れ親しんできたこともあり、今回はきちんと地盤から整地しレベルを正確に出して雨水の流れをスムーズにし盤石な状態にすることにした。
地盤固めは6㎝厚、第一層は砕石2㎝、第二層はバサ土状にしたコンクリート2㎝で固め、その上に石板をセメントモルタルで圧着し、目地をモルタルで固める。
今回は通路全体の三分の一で約5㎡
【配合比】
コンクリート
生石灰:火山灰:サバ土=1:1:8
セメントモルタル
生石灰:火山灰=1:1
目地モルタル
生石灰:火山灰:サバ土:珪砂=1:1:3:3
#古代コンクリート
#ローマンコンクリート
#蛇紋岩
#石畳
#ガーデンデザイン
従来のコンクリートを使うことに躊躇していたこともあるが、この1・2年でようやく古代(ローマン)コンクリートの施工も慣れ親しんできたこともあり、今回はきちんと地盤から整地しレベルを正確に出して雨水の流れをスムーズにし盤石な状態にすることにした。
地盤固めは6㎝厚、第一層は砕石2㎝、第二層はバサ土状にしたコンクリート2㎝で固め、その上に石板をセメントモルタルで圧着し、目地をモルタルで固める。
今回は通路全体の三分の一で約5㎡
【配合比】
コンクリート
生石灰:火山灰:サバ土=1:1:8
セメントモルタル
生石灰:火山灰=1:1
目地モルタル
生石灰:火山灰:サバ土:珪砂=1:1:3:3
#古代コンクリート
#ローマンコンクリート
#蛇紋岩
#石畳
#ガーデンデザイン
9/24/2025
土間コンクリートにエンドレスノットを嵌め込む
土間コンクリートにエンドレスノットを嵌め込む。
今回も古代コンクリート(別称ローマンコンクリート)で固めた。たたきのように固練りでは無理なのでほぼモルタル状の軟練りで干割れを防ぐため川砂を混ぜ、かつ時間をおいて3層に重ね塗りした。
最初は緻密なモザイク貼りを考えたが、そこまでやると時間がいくらあっても足りなくなるので、簡素でありかつ意味合いの深いシンボルを選んでみた。
現代の物理学や科学でいうところのゼロポイントとでも言ったらよいのか、古代の哲学者や賢人はそれをシンボルとして残してきた。
今回も古代コンクリート(別称ローマンコンクリート)で固めた。たたきのように固練りでは無理なのでほぼモルタル状の軟練りで干割れを防ぐため川砂を混ぜ、かつ時間をおいて3層に重ね塗りした。
最初は緻密なモザイク貼りを考えたが、そこまでやると時間がいくらあっても足りなくなるので、簡素でありかつ意味合いの深いシンボルを選んでみた。
現代の物理学や科学でいうところのゼロポイントとでも言ったらよいのか、古代の哲学者や賢人はそれをシンボルとして残してきた。
ラベル:
Endress Knot
9/03/2025
古代コンクリート(ローマンコンクリート)による土間たたき
ローマンコンクリート(古代コンクリート)は、古代ローマ時代に使用された建築材料で、現代のコンクリートに比べて高い耐久性を持つことで知られています。火山灰や石灰などを主成分とし、水道橋や巨大なドーム建築など、多くの大規模建築物に利用されました。
【主な特徴】
高い耐久性と長寿命: 現代のコンクリートの寿命が50~100年程度と言われるのに対し、ローマンコンクリートで造られた構造物は2,000年近くにわたりその強度を保っています。
自己修復機能: ローマンコンクリートにはひび割れを自ら修復する機能があることが、近年の研究で明らかになっています。製造時に未反応の生石灰(酸化カルシウム)の小さな塊が残り、そこに亀裂が入って水分が侵入すると、石灰が溶け出して化学反応を起こし、炭酸カルシウムを生成して亀裂を埋めるという仕組みです。https://lab-brains.as-1.co.jp/enjoy-learn/2023/01/43522/
水中での硬化: 火山灰(ポッツォラーナ)と石灰を混ぜることで、水中で硬化する性質を持ちます。この特性は、港湾施設や橋脚などの水中構造物の建設に不可欠でした。
現代のコンクリートとの違い: 現代のコンクリートがカルシウム系バインダーを用いたポルトランドセメントであるのに対し、ローマンコンクリートは火山灰と石灰が主成分であり、アルミニウム系バインダーを用いたジオポリマーに類似しています。
【主な構成材料】
結合材(モルタル):
ポッツォラーナ: イタリアのポッツォーリ近郊で産出された火山灰で、コンクリートの強度と耐久性を高める重要な成分でした。
石灰: 火山灰との反応により結合材としての役割を果たします。
海水: 特に海洋構造物では、海水に含まれるミネラルが結合力を高める一因となったと考えられています。
骨材:
岩石(軽石質凝灰岩など)、レンガくず、砕いたタイルなどが使われました。
【主な用途】
パンテオン: 巨大な無補強コンクリート製ドームは、ローマンコンクリートの代表的な使用例です。
水道橋、橋、港湾: 水中での硬化特性を活かし、広範囲なインフラ整備に貢献しました。
コロッセオ、浴場、その他の公共建築物: これらの大規模建築物の壁や基礎にも広く使用されました。
【技術の失われた歴史】
ローマ帝国が滅亡すると、ローマンコンクリートの製造技術は失われました。中世ヨーロッパでは大型建築に石造が主流となり、再びコンクリートが広く使われるようになるのは、1824年にポルトランドセメントが発明されて以降です。
【現代への影響】
ローマンコンクリートの驚異的な耐久性と自己修復機能は、現代の建築技術や環境に優しいセメント開発の研究に大きな影響を与えています。
今回の【配合比】
一・二層目 生石灰:火山灰:マサ土:砂=1:1:8
三層目 生石灰:火山灰:マサ土:砂=1:1:4:2
いずれも硬化促進のため混合の際は海水と同程度のにがり塩の塩水を使用。
今回の反省点
真砂土を使ったコンクリートは収縮が激しいのでバサ土状にして叩かなければならない。
今回はその労力を省くため流し込み程度ではないが押し込む程度にネタを練った。
だが、その状態だと必ず干割れが生じてしまう。そのため一気に仕上げるのではなく三層に分けて施工してみた。
だが結果、残念ながら干割れがところどころ生じてしまった。施工時期の9月初旬はまだ気温が高く始終散水を試みるべきであった。
無難な選択をするならば、真砂土の収縮はどうしても避けられないので、伝統的なたたき同様になるべく水分を少なめにしバサ土程度に抑えて叩くしかない。
【主な特徴】
高い耐久性と長寿命: 現代のコンクリートの寿命が50~100年程度と言われるのに対し、ローマンコンクリートで造られた構造物は2,000年近くにわたりその強度を保っています。
自己修復機能: ローマンコンクリートにはひび割れを自ら修復する機能があることが、近年の研究で明らかになっています。製造時に未反応の生石灰(酸化カルシウム)の小さな塊が残り、そこに亀裂が入って水分が侵入すると、石灰が溶け出して化学反応を起こし、炭酸カルシウムを生成して亀裂を埋めるという仕組みです。https://lab-brains.as-1.co.jp/enjoy-learn/2023/01/43522/
水中での硬化: 火山灰(ポッツォラーナ)と石灰を混ぜることで、水中で硬化する性質を持ちます。この特性は、港湾施設や橋脚などの水中構造物の建設に不可欠でした。
現代のコンクリートとの違い: 現代のコンクリートがカルシウム系バインダーを用いたポルトランドセメントであるのに対し、ローマンコンクリートは火山灰と石灰が主成分であり、アルミニウム系バインダーを用いたジオポリマーに類似しています。
【主な構成材料】
結合材(モルタル):
ポッツォラーナ: イタリアのポッツォーリ近郊で産出された火山灰で、コンクリートの強度と耐久性を高める重要な成分でした。
石灰: 火山灰との反応により結合材としての役割を果たします。
海水: 特に海洋構造物では、海水に含まれるミネラルが結合力を高める一因となったと考えられています。
骨材:
岩石(軽石質凝灰岩など)、レンガくず、砕いたタイルなどが使われました。
【主な用途】
パンテオン: 巨大な無補強コンクリート製ドームは、ローマンコンクリートの代表的な使用例です。
水道橋、橋、港湾: 水中での硬化特性を活かし、広範囲なインフラ整備に貢献しました。
コロッセオ、浴場、その他の公共建築物: これらの大規模建築物の壁や基礎にも広く使用されました。
【技術の失われた歴史】
ローマ帝国が滅亡すると、ローマンコンクリートの製造技術は失われました。中世ヨーロッパでは大型建築に石造が主流となり、再びコンクリートが広く使われるようになるのは、1824年にポルトランドセメントが発明されて以降です。
【現代への影響】
ローマンコンクリートの驚異的な耐久性と自己修復機能は、現代の建築技術や環境に優しいセメント開発の研究に大きな影響を与えています。
今回の【配合比】
一・二層目 生石灰:火山灰:マサ土:砂=1:1:8
三層目 生石灰:火山灰:マサ土:砂=1:1:4:2
いずれも硬化促進のため混合の際は海水と同程度のにがり塩の塩水を使用。
真砂土を使ったコンクリートは収縮が激しいのでバサ土状にして叩かなければならない。
今回はその労力を省くため流し込み程度ではないが押し込む程度にネタを練った。
だが、その状態だと必ず干割れが生じてしまう。そのため一気に仕上げるのではなく三層に分けて施工してみた。
だが結果、残念ながら干割れがところどころ生じてしまった。施工時期の9月初旬はまだ気温が高く始終散水を試みるべきであった。
無難な選択をするならば、真砂土の収縮はどうしても避けられないので、伝統的なたたき同様になるべく水分を少なめにしバサ土程度に抑えて叩くしかない。
8/26/2025
古代コンクリート(ローマンコンクリート)製ガーデンシンク
古代コンクリートとは、古代文明で使われていた、現代のコンクリートとは異なる独自の製法で作られた建築材料の総称です。最もよく知られているのは古代ローマで使われた「ローマン・コンクリート」ですが、それ以外にも、ナバテア人や古代中国でもコンクリートが使われていた記録があります。
古代コンクリートの流し台
第一弾
一般的にはタイルを貼るのですが 、今回は生地の肌触りを残したまま仕上げてみました。
左右対称のデザインが神聖かつ厳かな雰囲気となってしまった。清潔感漂う浄化の場、どちらかと言えばどこかの修道院の洗い場にありそうな感じ。
カントリー調にした方がここのログハウスにはふさわしかった。
部屋に置かれる家具屋・調度品には持ち主の前世が一番よく顕われるそうだ。
私の場合、修道士とシェーカ教徒だったのだろうか。
前回より幅を広げ本格的なアウトドアキッチンを試みることにした。
第二弾
前回を鑑みシンクの底が傷つかないように石板小片を敷き詰めて強固にした。
シンク壁は前回より薄くても強度を保つためメッシュのガラス繊維で補強。
今回は本格的なキッチンシンクに仕上げる。
全長1.8m、奥行80cm~50cm。
両サイドの石板はベージュにまだら模様の大理石。スワン型蛇口の両サイドには石鹸やたわしを置くスペースを設ける。
蛇口の背後に置かれているのはコリアンピンクという花崗岩のオブジェ。30年前に造ってそのまま放置していたものがようやく居場所を見つけた感じがする。
壁面はモルタル仕上げで、各配合比率は生石灰:火山灰:サバ土(真砂土):砂=1:1:6:2。それに対してシンク部分は頻繁な摩擦に耐えられるように種土の比率を上げて、1:1:4:2にしてみた。混入の際に海水使用。
混ぜた砂に海砂を使ってみたが、これは強度にあまさが出て失敗だった。海砂は角が削れて丸くなっていることに気づかされた。できれば値段が張ってしまうが珪砂を使うべきだった。
#古代コンクリート
#ローマンコンクリート
#人造石
#長七たたき
#服部長七
シンク壁は前回より薄くても強度を保つためメッシュのガラス繊維で補強。
今回は本格的なキッチンシンクに仕上げる。
全長1.8m、奥行80cm~50cm。
両サイドの石板はベージュにまだら模様の大理石。スワン型蛇口の両サイドには石鹸やたわしを置くスペースを設ける。
蛇口の背後に置かれているのはコリアンピンクという花崗岩のオブジェ。30年前に造ってそのまま放置していたものがようやく居場所を見つけた感じがする。
壁面はモルタル仕上げで、各配合比率は生石灰:火山灰:サバ土(真砂土):砂=1:1:6:2。それに対してシンク部分は頻繁な摩擦に耐えられるように種土の比率を上げて、1:1:4:2にしてみた。混入の際に海水使用。
混ぜた砂に海砂を使ってみたが、これは強度にあまさが出て失敗だった。海砂は角が削れて丸くなっていることに気づかされた。できれば値段が張ってしまうが珪砂を使うべきだった。
#古代コンクリート
#ローマンコンクリート
#人造石
#長七たたき
#服部長七
シンクの裏に洗い場を設ける。
これは深さ30cmほどで水をためることが出来、なんでもジャブジャブつけて農作業道具や野菜など土を洗い落とすができ菜園や屋外活動に欠かせないも。
蛇口はまだつけていません。この雰囲気にふさわしいのはやはりレトロ調なので思案中。
ラベル:
ローマンコンクリート,
古代コンクリート
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